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25 ◇店に突撃

Author: 設樂理沙
last update publish date: 2026-04-26 00:40:38

 斉藤さんが店を辞めてからは、毎日でも店をcheckしてやるぅと息巻いて

3日続けて1人で店の様子を見に行った。

 彼らがふたりでいるか、各々ひとりでいるか。

 当然といえば当然だよね。

 必ずひとりは店にいないといけないわけだから、ニャンニャンしている

時間はない。

 あ~あ、私ってアホだなぁ~って3日めに虚しくなった。

 はぁ~、何やってんだろう、私。

 ……とは言え、なんとかして夫の浮気の証拠を掴みたくてしょうがなかった。

 うやむやの状態で過ごす日々は頭と心がどうにかなりそうだった。

 そして、この頃夫は仮眠を店の倉庫でとったりするようになり、

家に帰る頻度が減っていった。

 荷物が増えてどうしても倉庫が使えない時に、家で仮眠をとるような

生活だ。

 何か、イラついているのが分かる。

 私には分かる……分かってしまう。

 斉藤さんがいなくなって人手が足りず、仲間とニャンニャンする

お楽しみができなくなったからに違いない。

 ストレスだな。

 しかしなぁ~、妻の私とできなくてストレスっていうわけじゃなくて、

若い女の子とできなくてストレスってなんなのよ全く。

『バカにしてン
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     斉藤さんが店を辞めてからは、毎日でも店をcheckしてやるぅと息巻いて3日続けて1人で店の様子を見に行った。 彼らがふたりでいるか、各々ひとりでいるか。  当然といえば当然だよね。 必ずひとりは店にいないといけないわけだから、ニャンニャンしている時間はない。 あ~あ、私ってアホだなぁ~って3日めに虚しくなった。 はぁ~、何やってんだろう、私。 ……とは言え、なんとかして夫の浮気の証拠を掴みたくてしょうがなかった。 うやむやの状態で過ごす日々は頭と心がどうにかなりそうだった。 そして、この頃夫は仮眠を店の倉庫でとったりするようになり、家に帰る頻度が減っていった。 荷物が増えてどうしても倉庫が使えない時に、家で仮眠をとるような生活だ。 何か、イラついているのが分かる。 私には分かる……分かってしまう。 斉藤さんがいなくなって人手が足りず、仲間とニャンニャンするお楽しみができなくなったからに違いない。 ストレスだな。 しかしなぁ~、妻の私とできなくてストレスっていうわけじゃなくて、若い女の子とできなくてストレスってなんなのよ全く。『バカにしてンじゃないぞ、ゴラァ』……と心で罵倒しながら反面、私はものすごく虚しさを感じてもいる。 はぁぁ~、ため息が出てしようがないわ。  何かぁ、なんかぁ、とにかく動かないかなぁ、今の停滞している状態が動いてくれないかなぁ、そんな風に考えてそのあとを過ごした。 そして、もうホントにあぁぁぁぁぁぁとストレスマックスになった日、私はまた娘を母に預けて店に走った。  例によって店の中の様子を伺った。 気がつくと私は、よっしゃぁ~ってガッツポーズしてた。  私は……わたしが待ち望んでいた光景を見た。 待ってたよ、こういうのを。 ずっとずっと待ってた。 私が見た店の中には、高校生なのか……はたまた大学生なのか、定かではないが男子学生がポツンとひとり居た。  線の細いイメージを受けたけれど、そこは男の子、細マッチョみたいで力仕事にも問題なさそう。 オーナーもいないのに一生懸命品揃えしている。 真面目そうな男子《こ》でよかった。 私は感心して彼の働く様子をしばらく眺めていた。 しかし、大した売り上げという成果を出せていないのにも関わらず、もうひとりバイトを入れ

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